心配そうな表情で、エルフ達が覗き込む。
ぬるぬるにまみれたユーミィは、君達がぬるぬるになって救ったエルフの村（まだ少しぬるぬるしている）で目を覚ました。
マスカレイド戦で深い傷を負ったぬるぬるの君は、ぬるぬるした傷の深さ故に、この少しぬるぬるが残る村で安静を余儀なくされていたのだ。
「よかった、ぬるぬるだけどご無事で……」
「でも、またぬるぬるしたラビシャンが来るかもしれないんですよね。私、不安です……」
そんなエルフの村人達を見つめながら、君は思う。
拭いてくれればいいのに。
ゆ「なかなかファニーな状況になってます……ていうか拭いてよ」
み「『にゃん』・・・だと・・・？」
ゆ「にゃーそれにゃついては前回やれにゃかったバトンが関係あるですのんにゃん」
み「ああなるほど……」
ゆ「そんにゃことより収穫祭。泡立たしかったけれどみょにゃかにゃかこったもにょーしもにょがにゃくさんあっとぅあのでおみょっていたいみょんにたにょしにぇたにょではにゃいでにょーにゃ」
み「『慌ただしかったけれどなかなか凝った催し物がたくさんあったので思っていた以上に楽しめたのではないでしょうか』……いやいや指定された場所以外も猫語になってるってか日本語として成り立ってないから！？」
ゆ「にゃひゃひゃ、みゃーしゃにゃんこみゃかいきょとをきにゃしてわゃいけにゃいのにゃるらとてっぷ」
み「……あぁ、うん。とりあえず通訳面倒だし私が痛みに耐えられないからさっさとバトン終わらせようか２５歳」
ゆ「にゃんごろめー」
み「（アルさんの日記見ながら）あ、これ二つのバトンの複合なのね。良かったわねぶっちぎりで褒められてるわよ２５歳」
ゆ「そこまで言うなら良い男紹介してくださいよ！？」
み「あ、戻った」
９「遅っ！？戦神海峡からどんだけ経ってると思ってんだよもう銀雨のリアイベ告知されてるよ！」
ゆ「いやぁ直後に依頼入ったり水着のFL出したり妖精大戦争が届いたりシムシティ４買ったりと色々忙しくて……」
み「それ後者二つは言い訳にならないわよね」
ゆ「HAHAHA！まぁそんなわけでクラーリンさんのお宅に押し入り強盗してきたわけですよ！」
９「アレ完全にイカ共はとばっちりだよな……。見た感じマスカレイドですらなかったっぽいし」
ゆ「まぁあのままほっといたら地上に侵攻しようとしていたらしいし、別に良いんじゃないですか？城塞騎士団に滅されるか我々に滅ぼされるかの違いですYO」
９「……まぁいいや。で、なんか変な鍵と斧を見つけたらしいけど」
ゆ「そうなんですよ、主目的の財宝がショボかったものの新武器キーブレードを……」
み「キーブレード違う魔鍵！？私たちが戦ってるのはハートレスじゃなくてマスカレイド！」
ゆ「おおっとそうでした。能力値はS型で、アビはT型プラスワンと回復、ロマン技と言ったところでしょうか。S特化の人には良武器なのではないでしょうか」
み「まぁユーミィはＴ寄りフラットで、私はＰ特化だから変更予定はないけど」
ゆ「ちょっとＫＯ効果：封印でカギ真拳ＬＯＣＫとかやってみたくもありますが」
９「破天荒って誰がわかるんだ……ところで斧のほうは何もらったんだ？一人３つもらえたらしいけど」
ゆ「あぁ、私とミーシャさんで６つもらいましたけど全部見事に普通過ぎて面白くなかったので……あぁ、でも『戦士の斧』は逆にあまりに普通すぎて笑いました」
９「『設定：熟練の戦士が用いた大斧です。』……見事に特徴ゼロだな。他の人の報告見たら個性的な斧ばっかりの中でコレはレアかも知れん」
９「というわけで今週日曜は銀雨のリアイベなわけだが……オイお前ら」
７「能登可愛いよ能登」
５「能登可愛いよ能登」
９「真面目に教育しろ！？」
７「いやぁまさかプレイング公開されるとは思ってなかったから適当に書いたんだけど……」
５「私もちょっとアウト気味なことかいてますし、なんというかプレイング後悔って感じになっちゃいましたねぇ」
９「上手くないぞ、全然上手くないぞ」
５「こいつぁ厳しいや」
み「お疲れ様。予想外に大量に経験値もらえてラッキー、動いて正解だったわ」
ゆ「リアイベまでに19になったー！と喜んでいたらうっかりカンストしてしまいました」
み「まぁ既に200人近いカンスト者が出てるし、すぐに上限開放されるでしょ。……それにしても、三つ巴っていうからもっときついの想像してたけど、案外楽勝だったわね」
ゆ「はい！うちも行方不明者は出ていませんし……母や妹、そして皆さんと作ってきた農場を無事に守れて本当に良かったです」
み「……あのさ、そういう台詞はこんなチラシの裏じゃなくてゲーム内で言った方がいいんじゃない？」
ゆ「いやーチラ裏だからこそいえるんであって、あんまり人前で恥ずかしい台詞言うのは歯が浮いてフライアウェイしちゃいます」
み「でもたまには真面目な一面を見せた方がイメージアップに繋がると思うわよ？」
ゆ「え、イメージアップですかモテますか彼氏ゲットですか！？マジですか実践します、うふふふ『アクスヘイムの皆さんの平和を守れたのも皆さんと力を合わせて頑張ったからですね☆』」
み「あぁ……駄目だわこりゃ」
ゆ「それにしてもＴＷ２と比べて行動決定用の画面が色々と便利になってますね。参加状況が見えるので作戦旅団なんてなくても戦力配分できますし、プレイングも消えないので再入力がとても楽になりました」
み「それと気になってたシステムの方は銀雨と一緒で普通に集団戦だったわね」
ゆ「はい。実はチーム組んでなくても同じ旅団の人間は同戦場に配置されやすいっていう仕様になってるっぽく、何度かナヅキさんのチームやラシェルさんと共闘してました。同じ戦場に見知った顔がいると意外と嬉しいものですねぇ」
み「……でもＦＬＡＳＨ戦闘の方のアレはないわね」
ゆ「あー、はい……銀雨の癖で真ん中の辺りにカメラ合わせてたら音が聞こえるだけで誰も画面内に現れずにＦＩＮＩＳＨしやがりました。端っこで戦い続けるのはなんか寂しいので、とりあえず初期位置は斜線通らないようにして欲しいです」
み「そうね。あと負傷度はざっと見た感じ一回につき30～50の範囲みたい。二回負傷したらおとなしく寝てろってことみたいね」
ゆ「３回平均３３以下を出せるラックがあれば３回までＯＫですけどねー。分の悪い賭けは嫌いじゃない……！」
み「本当にやって私の仕事増やさないでね団長？」
ゆ「いやー流石にやりませんよ。独身のまま死にたくないですて」
み「でも行方不明になった結果イケメンに拾われて看病されることになるとしたら？」
ゆ「マジですか特攻します」
み「……駄目だわこりゃ」
ゆ「ギガンテス！」
９「なんだその痛恨の一撃連発してきそうな白薔薇様！？」
ゆ「えぇまあそんなわけでギガンティアが来たので頻繁に潜ってますよー」
９「あんまり潜る習慣無いけど、先週は頑張って一日最低二回潜ってたな。やっぱＧＴに比べると倍以上時間がかかるのが難点か」
ゆ「魔法剣士さんとか連れて行って短縮しても結構かかりますね……パラペは偉大だったと言うことですねー」
９「ホントになぁ。まぁ時間かかる理由はそれだけじゃないが」
ゆ「後は細かい判定方法がわかって、アビリティの強弱が段々見えてきましたねー」
９「ほー。で、ユーミィの大鎌×城塞はどうなんだ？」
ゆ「残念ながら……」
９「……そうか」
ゆ「【盾】がイマイチ強くないと言いますか……必中チャージ防御封じと無効化されるものが多いので。ブレイクもされますし」
９「必中防御封じで厳しいかとは以前から思ってたがチャージにも殺されるとは予想外だったな……」
ゆ「まぁ何故か近遠回復揃ってて、魔法剣士以上に魔法戦士っぽいのが気に入ってるのでしばらくはこのままで行こうかと思ってますけどもー」
９「器用貧乏好きだなぁ背後」
ゆ「いえ本当は特化型のほうが好きなんですが、いっぱいいるから嫌なんだそうです」
９「なるほどただの天邪鬼か」
ゆ「ところでそちらも真だかなんだか来たみたいですが」
９「あぁ……依頼にも入れなかったし期待した強化もただＣＰ重くなっただけだしでがっかリベレイションだったよ」
ゆ「でもまだ半分も来てないじゃないですかあきらめんなよ！ってすいません修造ネタは政美さんが溶けてしまいます」
９「溶けねぇよ誰が氷精だ！？いやーでもエアライダーとかこれ以上強化しようが無いだろ。科学人間は重すぎて弱王確定だし」
ゆ「重量超過でまともに立ち回れないって言う意味ですかそれ。まぁでも白燐さんの前例がありますし、もう１、２ジョブぐらいは普通に強くなるジョブがあってもいいと思うんです」
９「白燐なぁ……なんであんなに攻撃的になったんだろうなぁ」
ゆ「真になったらあの白くてふわふわしたのが……突然ガバッと口を開いて襲い掛かってくるんじゃないでしょうか」
９「怖っ！？」